背景作成に当たったのは、元大物漫画家のチーフアシスタントをつとめ、現在フリーのイラストレーターで活躍されているぱとさん。
パソコンにメモリをめいっぱい詰め込んでもなお大変重い作業をものともせず、1か月をかけて作成された大作です。

舞台は劇中で多くのドラマを紡いだアキバ。その空気感を伝えるために、細部にこだわったプロクオリティ。
今回、キャラクタ配置に併せて右に２度傾斜、 ほんの少し魚眼効果をかけるというこだわりの構図を全て手作業によって再現しています。

是非、お手にとってキャラクタ以外の背後にあるバックボーンへのこだわりも堪能してください。

 

B1というサイズを活かした、精細なイラストレーション。
店頭のディスプレイやPOPなどにもこだわり、アキバらしさを再現しています。
キャラクタに隠れて見えない部分にも緻密な書き込みが施されています。

アキバの賑わいを再現するために配置された看板はおおよそ100。
それぞれのもつ、らしさに気を配り、1枚1枚手書きで作成されています。
なお、タペストリーはキャラクタを際立たせるために、ガウスぼかしをかけておりますのでご了承ください。

総武線の車両。ぱとさんが大の鉄道好きと言うことで綿密に描画され、 架線の１本１本まで緻密に造形しています。
二人の意向でキャラクタで車両が隠れないようにということで、意図的に本来よりも高い位置に高架が配置されました。

ガード下の日陰の雰囲気。近景・中景・遠景のぼかしのコントロールも巧みになされています。

近景の書き込み。ファストフードから店頭のPOPまでらしさを表現しています。
(残念ながら実物では隠れてしまっている部分です)

最奥の焼肉ビルは遠景らしくぼやけています。
(残念ながら実物ではほとんど隠れてしまっている部分です)

反対に手前の景色はくっきりと……

中距離は大気により少し青みがかりちょっとだけぼやけます。

手前の道路標識と後方のビルが重なっている部分。
遠近感がとても感じられます。

思わずクスリとする看板も……
ばれなきゃ犯罪じゃないんですよ。
(残念ながらタペストリー実物ではぼかしがかけられております)

今回はご厚意により、メロンブックスのオフィシャルロゴが配置されています。
ロゴはメロンブックスのオリジナルデータを使用しております。
実在の企業ロゴが、現実感を感じさせますね。